子どもにマナーを教えたいのだけど、どんな本があるのかしら?
おすすめのマナー本ってある?
こういった悩みにお答えします。
子どものうちにマナーを正しく身につけることで、社会生活や集団生活をスムーズに送ることができます。
マナーが身についていることで、大人になっても、恥ずかしい思いをすることがなく、人間関係を築くために役に立つことが多いでしょう。
親がお手本となって、小さいうちから子どもに正しいマナーを教えてあげたいですよね。
でも、正しいマナーが身についているのか、大人でも不安に思ってしまいます。
そんなとき、親子いっしょにマナーについて勉強できる本がたくさんあります。
本をじょうずに利用することによって、マナーについて理解が深まります。
ここでは、小学生くらいまでに身につけさせたいマナーと、おすすめするマナー本についてまとめてみました。
子どもに身につけさせたいマナー:3つ
◆ 子どもに身につけさせたいマナー:3つ
- 日常生活でのマナー
- 乗り物でのマナー
- お出かけ先でのマナー
日常生活でのマナーは、おもにあいさつや返事、受け答えをすることや生活に密着したマナーです。
乗り物でのマナーは、車や電車・バスなどに乗るときに必要です。
お出かけ先でのマナーは、図書館や病院、スーパー・ショッピングモールなどで過ごすときに必要です。
マナーを守ることで、他人に迷惑をかけることなく、お互いにその場所で快適に過ごすことができます。
乗り物でのマナーは、自分の命を危険から守ることにもつながります。
マナーは自然に身につくものもありますが、身の回りのマナーについては、親が子どもに正しく教える必要もあります。
マナーと言ってもたくさんあります。
小さいころから、少しづつ正しいマナーを子どもに教えてあげたいですね。
◆ 子どもにマナーを教える効果的な方法
親が子どもにマナーを教える方法は、いっしょに体験することが一番です。
子どもが実際に体験することで、マナーについて理解し、その場に合ったマナーを習得していくことができます。
あいさつや食事のマナーは、生活に密着したマナーです。
「日常生活でのマナー」は、人と会ったときや食事のときに親がお手本となり教えることができます。
親子いっしょに体験することで、子どもはマナーを覚えていくことができます。
知っている人に会ったときは、親の方からあいさつをしてみせるといいですね。
「乗り物でのマナーやお出かけ先でのマナー」は、実際に乗り物にのったり、お出かけすることで、マナーを覚えていきます。
親がその場でしっかりと子どもに伝えながら、その場に合ったマナーを学んでいくことができます。
「図書館に親子いっしょに本を借りに行く」など、身近なことは始めやすいですね。
図書館に行く前に、どんなところでどんなふうに過ごすかということを説明しておきましょう。
コロナ禍では乗り物に乗ったり、お出かけしたりすることが、むずかしいですよね。
体験することがむずかしい場合は、マナー本を手に取って、親子いっしょに読んでみることをおすすめします。
マナー本を読んで理解したうえで、体験してみると、マナーを覚えるのが早いかもしれません。
オススメ6選|子どもといっしょにマナー本を読んでみましょう
ここではおすすめするマナー本、6冊を紹介します。
- 10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー
青春出版社:(著)西出 ひろ子・川道 映里 - ドラえもんの生活はじめて挑戦 おぼえておこう せいかつのマナー
小学館:(著)藤子 F・不二雄・(監修)谷田貝公昭 - 子どもマナーとけいご 絵じてん
三省堂:(監修)坂東眞理子・蒲谷宏 - 子どものマナー図鑑 ふだんの生活マナー:偕成社:(著)峯村 良子
- 子どものマナー図鑑 出かけるときのマナー:偕成社:(著)峯村 良子
- 子どものマナー図鑑 食事のマナー:偕成社:(著)峯村 良子
◆ 10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー
ひととおりのマナーについて、子どもにも分かりやすく解説している本です。
あいさつ、「ありがとう」「ごめんなさい」、基本的なテーブルマナー、家の中でのルール、公共でのルールなどついて書かれています。
見開き1ページで、ひとつのマナーを取り上げています。
右ページは文字での説明があり、左ページにはかわいいイラストが書かれています。
説明文の漢字にはふりがながあるので、小学校低学年であれば一人でも読むことができます。
ひとつひとつのマナーのポイントがまとめてあり、子どもにとっても理解しやすい内容になっています。
読んでみると、大人でも「こんなマナーがあったのか」と気づかされる1冊です。
親子でいっしょに読みながら学ぶにはピッタリです。
子どものためではなく、家族のためのマナー本といってもよいかもしれません。
◆ ドラえもんの生活はじめて挑戦 おぼえておこう せいかつのマナー
マナーについて、全体的に学ぶことができる学習マンガです。
公共マナー、交通ルール、食事のマナー、ひとづきあいの基本などついて書かれています。
小学校入学前後には、押さえておきたい内容です。
ドラえもんやのび太くんなど、子どもにはおなじみのキャラクターたちが登場します。
子どもは、マンガを読むだけでも理解できる内容になっています。
説明文は、ほぼひらがなで書かれているので、早ければ幼稚園児でも読むことができるでしょう。
親が説明するより、ドラえもんたちがかんたんに説明していますので、子どもにとっては分かりやすい1冊です。
ドラえもんのプレ学習は、生活のマナーだけではなく、いろいろなシリーズが発行されています。
子どもが気に入ったら、ほかのシリーズも読んでみてみるのもいいかもしれませんね。
親が言うことより、ドラえもんが言ってくれる方が子どもには効果がありそうですね。
◆ 子どもマナーとけいご 絵じてん
いろいろなマナーや敬語、生活に密着した行事について解説している本です。
「たのしい学校」という学校のルールがありますので、幼稚園児には少し分かりにくいマナーもあります。
小学校入学前に読むと、より学校に興味を持つようになるかもしれません。
ひとつのマナーを見開き1ページで取り扱っており、イラストと文字で分かりやすく説明しています。
イラストにはひとつひとつ解説があるので、子どもはイラストを見るだけでも理解できる内容になっています。
各ページには、かならず「おうちのかたへ」という大人向けの説明があります。
親が子どもに教えるポイントがつかみやすく、子どもに読み聞かせしながら説明しやすい内容になっています。
結婚式やお葬式でのマナーもありますので、親でも知らないことや勉強になることを取り扱っています。
おうちに1冊あると、助かりますね。
◆ 子どものマナー図鑑 ふだんの生活マナー/出かけるときのマナー/食事のマナー
おぼえておきたい基本的なマナーについて解説している本です。
ふだんの生活マナー、出かけるときのマナー、食事のマナーとマナー別に1冊の本になっています。
子どもにも親しみやすくかわいいイラストで、子どもには分かりやすい内容になっています。
大人にとっては当たり前と思っていることを、子どもの目線でていねいに説明しています。
子どものマナー図鑑は、「ふだんの生活・出かけるとき・食事」以外にもほかのシリーズが発行されています。
子どもが気に入ったら、シリーズでそろえてみるのもいいかもしれませんね。
親も教えるポイントが分かってくるので、親子そろって勉強になります。
まとめ
- 10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー
青春出版社:(著)西出 ひろ子・川道 映里 - ドラえもんの生活はじめて挑戦 おぼえておこう せいかつのマナー
小学館:(著)藤子 F・不二雄・(監修)谷田貝公昭 - 子どもマナーとけいご 絵じてん
三省堂:(監修)坂東眞理子・蒲谷宏 - 子どものマナー図鑑 ふだんの生活マナー:偕成社:(著)峯村 良子
- 子どものマナー図鑑 出かけるときのマナー:偕成社:(著)峯村 良子
- 子どものマナー図鑑 食事のマナー:偕成社:(著)峯村 良子
大人になっても、なんとなく自信がないマナー。
子どものマナーの本とは言っても、大人でも知らないことがあり、勉強になる内容になっています。
親も正しいマナーを身につけて、子どものお手本になってあげましょう。
親がお手本になることが、子どもがマナーを身につける近道になるはずです。
マナーは、短い期間でかんたんに習得できるものではありません。
体験することと合わせて、本をじょうずに活用しながら、正しいマナーを身につけていきましょう。
2021年6月現在の情報です。
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