医者になってよかったこと|医者のメリット10個

医者のメリット10個

医者という職業のイメージってどうですか?

給料が良い、肩書が良いなどイメージはあるけど、実際はどうなんだろう?という医者のメリットを10個ピックアップして記事にまとめてみました。

メリットは僕の実体験や個人的な考えに基づいています。

記事を書いている人
  • 子どものやる気を引き出す関わり方
  • 親子関係の改善
  • 子どもと親のサポートをよくしてます
  • 精神科医歴10年以上
  • 児童相談所アドバイザー

よろしく
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目次

1.人の病気を治せる唯一の仕事

医者は唯一、人の病気を治すことが許されている仕事です。
もちろん人の役に立つ仕事は他にもたくさんあります。

医療系でしたら、看護師さんもですし、介護士さんも人の役に立つお仕事です。
というか、多くの仕事は人の役に立つ側面があります。

しかし、病気の治療をできるのは医者だけなんですね。
もう少し付け加えますと、病気の治療方針を決めるのが医者なのです。

責任は重大ですが、やりがいはあります。

2.チームで治療する

病気の治療方針を決めるのは医者ですが、治療は医者だけではできません。

TVで流れる手術室を想像してみてください。

登場するのは医者だけではありませんよね。
様々な医療系の職種のスタッフが力をあわせて患者さんの治療を行っていきます。

決して医者は一人で治療をしているわけではないのですね。

手術室だけの話ではなく、どの科でも同じです。

もちろん僕が専門とする精神科も僕一人で治療をしているわけではありません。

僕一人だけではとても対応できない出来事も、スタッフと協力しながら進んでいくと道がひらけるなんてこともよく経験します。

3.患者さんから感謝される

自分自身が決定した治療方針で患者さんの状態が良くなっていき、「ありがとうございました」という言葉や、中にはお手紙をくださる方もいます。

すべて笑顔で感謝されるということはもちろんありませんが、人に感謝される仕事を選んでよかったなって思う瞬間です。

4.自分や家族のことなどで医学的な判断・治療ができる

医学を学び、初期研修医を経験すると一般的な医学知識は身につきます。

そのため、自分の家族、特に両親の健康状態を理解し、把握することはできます。

熱が出た、咳が出たなどの症状から、次にどうしたらいいか、何をしていったらいいかぐらいは判断できます。
もちろん自分の専門分野でしたら、自分自身が治療者として関わることもできます。

このように自分にとって大切な家族、大切な人の健康や命を守れるのも医者になってよかったなって思います。

5.世の中の医学的なニュースに振り回されない

医学は日々アップデートされています。

医学知識をすべて持ち合わせている医者はいないぐらい医学は膨大なのです。
ですが、医者になるために基礎的な医学知識を学ぶため世の中に流れる医学的なニュースに振り回されないぐらいの知識は身につきます。

それに、より専門的な知識は気軽に友人の医者に聞くこともできるので、医者になってよかったなって思います。

6.医学を学ぶのは楽しい

「医者は一生勉強だ」

そういわれるのは、医学知識が日々進歩しているからです。

世界中の有能な研究者(医者)が新しい薬、新しい検査、新しい治療を発表し、論文になっています。

どんどんと新しい考え方が出てくるため、浦島太郎のように気がついたら時代に取り残されてしまわないようにしなくてはないません。

僕も新しい学びを得るために勉強をしています。
勉強は大変ですが、学ぶこと、知りたいという気持ちが強い人にとっては、とても魅力的な仕事だなと思います。

7.手に職がつくのは楽しい

基本的な知識は医学部時代に身につきますが、手技(処置)は実際に医者になってから身についていきます。

点滴をすること、採血をすることなども手技ですが、これらも医者になってから本格的に身に着けていきます。

手技で代表的なものは手術です。

ドラマの医龍やドクターXのような神がかった手術ができるようになり、自分自身の腕一本で危機的な状態の患者さんを生還させるのは医者をしていてよかったって思う瞬間でしょうね。

ちなみに僕の専門の精神科はこのような華やかな手技はありませんので、想像しかできません。残念。

8.いろいろな働き方ができる

医者になったら患者さんを治療するのが一般的ですが、医者はいろいろな働き方があります。

病院で働く勤務医、大学の研究医、バイトだけをするフリーランスの医者、開業する開業医、大学で学生を教えていく医者や医師国家試験を合格させるための医者

僕もこのようにブログをしていたりもします。
医者になると人生の自由度が広がるのでいいなって思います。

9.給料は安定し、高水準

医者の年収は高いというイメージはあると思います。
医者の働き方、働く場所によって給料は変わってきますが、基本、同年代の方と比べると高水準と思います。

医者もバイト業務があります。
当直のバイトで1回2万〜6万程度。
日中の仕事は時給1万円程度です。

これらは特別なスキルを持っている医者はもっと高額になる傾向があります。

10.定年がない

医者の給料は高水準で安定していますが、それに加えて医者という職業には定年がありません。

医師免許も年齢制限はありませんし、医者として医術ができれば何歳になっても医業は行なえます。

医者は定年がないことと、新しい知見を吸収していく必要があるためか、先輩医師たちはみな元気だなと思うことがよくあります。

僕もできる限り、医者をしていたいなと思っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

医者になってよかったことを僕自身の経験も踏まえて10個まとめてみました。

中にはオープンにしにくい話もあるので、少し気を使いながら執筆しました。

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